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ユニバース/売上高2.5%増、営業利益10%減

2010年02月20日 / 決算

ユニバースが2月19日に発表した2010年4月期第3四半期決算によると、売上高は744億7900万円(前年同期比2.5%増)、営業利益25億4800万円(10.2%減)、経常利益26億3400万円(9.2%減)、当期利益14億9600万円(6.0%減)となった。

第3四半期は3店舗を出店し、3店舗のリニューアルを実施。IT投資なども含め23億2300万円を設備投資した。商品面では、日々の暮らしに必要な商品を値下げし、カード会員感謝デーなどの大型催事も実施。店舗運営面では、スーパーマーケットビジネスの基本を定めた「ユニバースの口ぐせ」を徹底し、一部の生鮮食品について販売限度の基準を明示した「鮮度宣言」を売り場に掲示した。

営業状況では、全店(47店舗)の売上高が731億4100万円(2.6%増)、既存店は621億8700万円(3.2%減)となった。来客数は全店が3367万人(4.0%増)、既存店は2817万人(2.9%減)、客単価は全店が2172円(1.4%減)、既存店が2207円(0.3%減)。

1品単価は全店が184円(3.6%減)、既存店が185円(3.0%減)、平均買上点数は全店が11.8個(2.4%増)、既存店が11.9個(2.8%増)、総買上点数は全店が3億9700万個(6.5%増)、既存店が3億3542万個(0.2%減)という結果だった。

一方で前期からの出店、スクラップ・アンド・ビルド、改装など店舗設備投資関連の減価償却費や賃借料が増加したため、利益面では減益となった。

通期は売上高1026億5300万円(7.4%増)、営業利益35億600万円(3.5%増)、経常利益35億8000万円(2.9%増)、当期利益19億4400万円(3.6%増)を見込んでいる。

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