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ユニバース/売上高3%増、営業利益3.8%減

2009年11月24日 / 決算

ユニバースが11月24日に発表した2010年4月期第2四半期決算によると、売上高は491億7600万円(前年同期比3.0%増)、営業利益16億5700万円(3.8%減)、経常利益17億2300万円(2.7%減)、当期利益9億6900万円(0.3%減)となった。

店舗面では、当初計画で第2四半期に開店を予定していたむつ旭町店(45店舗)を前倒しで第1四半期の7月17日に新設。第2四半期は7月31日に岩手県の店舗をリニューアルした。商品面では、前期より引き続き「安さに挑戦!家計応援価格」宣言と銘打ち、毎日の暮らしに必要な商品1800品目の値下げを継続した。

店舗運営面では、「強い店の5大要件」、「強い売場の条件」と定めるスーパーマーケットの基本の徹底に努め、最重視している鮮度管理と時間帯別の売場管理を強化した。

ローコストオペレーション体制の構築では、レイバー スケジューリング プログラムの導入を推進し、人的効率の改善に取組んだ。新型インフルエンザの流行対策では、インフルエンザ対応マニュアルを随時見直し、従業員の健康管理を徹底して営業に支障が出ない体制の整備に注力した。

単体の全店ベースの売上高は482億9500万円(3.1%増)となったが、既存店ベースは415億1800万円(2.2%減)にとどまった。その一方、客単価は全店が2129円(1.1%減)、既存店は2162円(0.1%増)と横ばいで推移したが、これは1品単価を下げたことが平均買上点数の増加につながったためだとしている。

1品単価は全店182円(3.3%減)、既存店183円(2.7%減)となり、平均買上点数は全店11.7個(2.3%増)、既存店11.8個(2.9%増)と増加。総買上点数は全店2億6604万個(6.6%増)、既存店2億2737万個(0.5%増)で推移した。

通期は売上高1026億5300万円(7.4%増)、営業利益35億600万円(3.5%増)、経常利益35億8000万円(2.9%増)、当期利益19億4400万円(3.6%増)を見込んでいる。

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