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丸和/持ち帰り寿司事業再編で、第1四半期は当期損失2億1400万円

2009年06月10日 / 決算

丸和が6月10日に発表した2010年1月期第1四半期決算によると、売上高は92億5500万円(前年同期比1.9%減)、営業損失1億4300万円(前期は2000万円の営業利益)、経常損失2億800万円(6100万円の経常損失)、当期損失2億1400万円(1億7300万円の当期損失)の減収減益となった。

3月17日、ユアーズからの第三者割当による普通株式発行の払い込み手続きが完了。これで財務基盤が安定し、今後ユアーズとの中国・九州地区にまたがる食品スーパー連合を展開する。

営業面では、「食卓応援価格宣言」を展開し、連結子会社のリテイル・アドバンテージが行っている持ち帰り寿司事業「季咲楽」の事業再構築も同期に完了。前期86店舗だった店舗数を48店舗に絞り込んだ。

しかし、持ち帰り寿司事業の再編による営業損失の発生などで利益面ではいずれも損失となった。事業別の業績は、スーパーマーケット事業の売上高が88億7200万円、外食事業は3億3500万円、その他事業が4700万円だった。

通期は売上高400億円(0.7%減)、営業利益3億6000万円、経常利益1億7000万円、当期利益3億6000万円を見込んでいる。

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