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ヴィアHD/売上高11.2%減、当期損失2億7400万円

2010年02月12日 / 決算

ヴィア・ホールディングスが2月12日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は303億1800万円(前年同期比11.2%減)、営業利益5億2400万円(50.4%減)、経常利益3億4800万円(67.7%減)、当期損失2億7400万円(前期は5億400万円の当期利益)となった。

第3四半期は、既存事業のバリューアップによる基礎収益力の向上などの施策を実施し、再生プロジェクトによる低収益店舗の業態転換などを進めた。また、12月の商勢期を控え、宴会需要の取り込みに向けた早期割引等による予約キャンペーンを実施。宴会予約は前年を上回る実績を確保した。

原価の低減では、事業会社の横断的な機能として購買委員会を継続的に実施し、タイムリーな食材情報の共有化や各社の仕入や商品開発の連携を強化し、原価低減を進めた。今後もニーズを捉えたメニュー改定や、店舗でのQSC向上に向けたトレーニングを実施して売上高を確保し、原価などコストの低減を進め収益の改善を図る。

事業別の売上高は、外食サービス事業の売上高は276億7600万円(7.7%減)、営業利益は12億2700万円(27.7%減)。

通期は売上高400億円(9.8%減)、営業利益6億円(45.6%減)、経常利益3億5000万円(67.5%減)、当期損失5億5000万円を見込んでいる。

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