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大黒天物産/店舗在庫商品の管理強化と仕入原価の低減で、利益大幅改善

2009年04月08日 / 決算

中国・近畿でスーパーを展開する大黒天物産が4月8日に発表した2009年5月期第3四半期決算によると、売上高は536億3100万円(前年同期比13.8%増)、営業利益26億8800万円(49.0%増)、経常利益26億5400万円(49.6%増)、当期利益14億500万円(47.8%増)と利益面が改善した。

同期はグループの新たな商圏の獲得を図るため、昨年12月にラ・ムー赤穂店を出店、価格面では第1、第2四半期に引き続き購買頻度の高い商品約100品目以上を2-5割値下げした「生活応援宣言セール」を実施した。

また、12月に期間限定の「総額1億円利益還元セール」を開催し、店頭売価から更に値下げする取組を行った。これが来店客の支持を得たという。

さらに、プライベートブランド商品の積極的な開発と物流センター。店舗在庫商品の管理強化で仕入原価の低減を図り、管理部門の経費削減にも取組んだ。

通期は売上高710億円(10.3%増)、営業利益32億8000万円(18.4%増)、経常利益32億円(17.8%増)、当期利益17億円(20.6%増)と増収増益の見通し。

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