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幸楽苑/最終利益6割増の5億1900万円

2009年05月14日 / 決算

幸楽苑が5月14日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高342億6400万円(前年同期比4.1%増)、営業利益17億7800万円(19.7%増)、経常利益17億3800万円(15.2%増)、当期利益5億1900万円(61.8%増)となった。

売上高・客数向上対策として出店エリアの拡大とドミナント化を推進した。既存店活性化対策としては主力商品(らーめん・ギョーザ・チャーハン)のおいしさを追求し、ブラッシュアップを目的とした調理作業の改善やクレーム撲滅対策など、店舗QSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)レベルの向上に取り組んだ。

コミッサリー(食品加工工場)での大量生産システムを強化することにより、低価格戦略の継続と原価率の低減を実現。店長教育の強化によりコストコントロールを徹底するなど、収益性と利益率の改善に向けた諸施策を実施した。

主力のラーメン事業の売上は338億6600万円(4.2%増)、営業利益29億400万円(17.9%増)。年度末の店舗数は、直営店396店舗、FC加盟店25店舗の合計421店舗となった。

次期の店舗展開については、ラーメン事業で新規出店直営店12店舗を計画している。

業績見通しは、売上高344億1700万円、営業利益18億100万円、経常利益18億1400万円、当期利益5億9900万円を見込んでいる。

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