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幸楽苑/営業利益36.8%増、当期利益2倍

2010年05月13日 / 決算

幸楽苑が5月13日に発表した2010年3月期業績によると、売上高355億8400万円(前年同期比3.8%増)、営業利益24億3300万円(36.8%増)、経常利益24億7700万円(42.5%増)、当期利益10億8700万円(109.3%増)となった。

ラーメン事業の直営既存店は、売上高では2.0%の増加、客数で3.9%の増加となった。

店舗展開については、既存店の立て直しを重視していることから、新規出店数を抑制する計画になっており、新規に直営店「幸楽苑」8店舗を出店した。地域別には新潟県、茨城県へ各2店舗、秋田県、千葉県、神奈川県及び山梨県へ各1店舗の出店となった。不採算店舗のスクラップを直営店7店舗で実施。

年度末の店舗数は、直営店397店舗、フランチャイズ加盟店25店舗の合計店舗数422店舗(前連結会計年度比1店舗増)となり、業態別には「幸楽苑」422店舗となった。

生産設備関連では、京都工場(京都府京田辺市)において新たにチャーハン生産ラインを稼動させ、店舗への自社製品導入を順次進め、全店への導入を完了した。主要食材となる麺・ギョーザ・チャーハンが内製化されたことになり、味・品質における同業他社との差別化を可能にするとともに、大幅な原価低減につなげた。

ラーメン事業の売上高は352億1100万円(3.9%増)となり、営業利益は36億2300万円(24.7%増)となった。

来期の業績は、売上高363億円、営業利益26億4000万円、経常利益26億9800万円、当期利益11億6700万円の見通し。

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