相鉄ローゼン/100品目値下げ、当期損失が一転1.3億円利益に
2008年10月12日 / 決算
相鉄ローゼンが10月10日に発表した2009年2月期の中間決算は、売上高は463億6500万円(前年比0.9%増)、経常利益は2億4000万円(33.9%減)となり、当期利益は前年同期の2億6000万円の損失から一転して1億300万円の利益となった。
既存店の活性化と生活必需品を中心とした緊急値下げを実施し、物流の効率化やコスト削減、宅配サービスの拡大に取り組んだ。
当期利益については、前年同期は業績不振店舗の減損処理などを特別損失に計上したため、2億6000万円の損失となったが、当期は一転して1億3000万円の利益。
スーパーマーケット事業では、湘南山手店、善行店、磯子店の3店舗を改装。
販売促進では、食料品を中心に主要100品目の緊急値下げを実施し、宅配サービスを新たに10店舗で導入した。
食料品部門では売上は前年を上回ったが、低価格志向で粗利益の確保は厳しい状況で推移した。
衣料部門、家庭用品部門は、天候不順と価格高騰による買い控えの影響を受けた。
スーパーマーケット事業での売上高は442億1500万円(1.2%増)。
通期の見通しでは、17店舗の鮮魚部門営業休止期間の影響を踏まえ、売上高は929億円、経常利益は4億9000万円、当期利益は1億3000万円。
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