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井筒屋/営業利益6億4000万円

2010年07月05日 / 決算

井筒屋が7月5日に発表した2011年2月期第1四半期決算によると、売上高は216億5700万円(前期比8.6%減)、営業利益6億4000万円(前期は1億4000万円の営業損失)、経常利益4億3200万円(6500万円の営業損失)、当期利益4億5100万円(4億3400万円の当期損失)となった。

第1四半期は、本店で4月にカジュアルファッションを低価格で提案する「アンソレイユ」をオープン、紳士服では九州各百貨店との共同企画によるオリジナル商材を発表した。

コレットでは、ヤングをターゲットにしたブランドを順次導入するなど本店との商品差別化策を推進した。山口店では、昨年導入した現金専用カード「きららカード」の会員獲得を推進した。グループ全体でも自社ハウスカードのウィズカードの会員獲得を進めた。

第1四半期の売上高は前年を下回ったが、大幅なコスト削減など収益構造の転換により、利益面では損失から回復した。

通期は売上高859億円(11.2%減)、営業利益26億円(259.0%増)、経常利益19億5000万円(603.1%増)、当期利益14億5000万円を見込んでいる。

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