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凸版印刷／流通向け電子マネー利用履歴活用システム

2010年07月05日 ／ IT・システム

凸版印刷は7月5日、電子マネーや交通IC乗車券などの利用履歴を活用し、効果的なキャンペーンを実現するシステム、「TOP　TOUCH（トップタッチ）」を開発し7月上旬からICカード発行会社や自社ICカードを発行している交通・流通・飲食企業などを対象に販売を開始すると発表した。

凸版印刷は、長年培ってきたICカード関連ビジネスのノウハウを活用し、電子マネーや交通IC乗車券などのICカードに蓄積されている利用履歴を読み出し、活用する手法を確立、ICカードキャンペーンシステム「TOPTOUCH」を開発した。

同システムにより企業は、ICカードを使って、ある一定金額以上の商品の購入をしたり、特定の公共交通機関を使って店舗やイベントに来場した、などの条件を満たした一般利用者に対して、抽選を行ったり、ポイントを付与したりすることが可能になる。

ICカードの利用頻度の低い一般利用者には利用を高めるための施策、利用頻度の高い一般利用者に対しては、利用を促進する施策を提供するなど、ICカードの利用履歴に合わせた、効果的なキャンペーンを行うことが可能になる。

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