流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





井筒屋/3月~5月はコスト構造改革で営業利益11.8%増

2011年07月06日 / 決算

井筒屋が7月4日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高207億600万円(前年同期比4.4%減)、営業利益7億1600万円(11.8%増)、経常利益5億9500万円(37.6%増)、当期利益1億6700万円(62.9%減)となった。
井筒屋グループ中期3ヵ年経営計画を推進し、計画2年目の本年も昨年に引き続き、売上高の減少が継続しても、営業利益を確保できる抜本的なコスト構造の転換を行った。
ライフスタイルや環境の変化に対応するため、本年3月にMD統括部を新設した。厳しい競合環境の中でも商品調達力を強化することで、お客から支持される品揃えの充実をはかった。
本店では、3月にナチュラル&オーガニックコスメをセレクトした「エクラナチュレ」をオープンし、新規顧客の獲得と集客力の向上に努めた。
コレットでは、4月に人気カジュアルブランド「ビューティ&ユースユナイテッドアローズ」をオープンし、引き続き本店との品揃え面での棲み分けに努めた。
山口店では、3月より「木曜感謝祭」を食品フロアから全フロアに拡大して開催し、近隣商圏からの来店頻度の向上に努めた。
通期は売上高826億円(8.8%減)、営業利益19億円(41.9%減)、経常利益13億円(49.6%減)、当期利益2億円(92.0%減)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧