流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ゼンショー/4-6月の営業利益9.4%増、当期利益83%減

2010年08月04日 / 決算

ゼンショーが8月4日に発表した2011年3月期第1四半期決算によると、売上高は873億7200万円(前年同期比10.5%増)、営業利益23億900万円(9.4%増)、経常利益17億7300万円(0.4%増)、当期利益1億7400万円(83.2.%減)となった。

期末店舗数は、94店舗出店、15店舗退店、合計4013店舗となった。マス・マーチャンダイジング・システムの強化として1拠点の工場を新設した。

牛丼カテゴリーの売上高は、372億1200万円(25.6%増)となった。期末店舗数は、72店舗出店、5店舗退店、合計1962店舗となった。内訳は、すき家1472店舗、なか卯490店舗(FC49店舗を含む)。すき家では6月から、「すき家のうな丼」を並盛580円で期間限定で導入。なか卯では、5月から「和風牛丼」を並盛350円で新発売した。

レストランカテゴリーの売上高は、365億2500万円(6.1%減)となった。期末店舗数は、16店舗出店、5店舗退店、合計1631店舗となった。内訳は、ココスジャパン566店舗(ライセンシー84店舗を含む)、サンデーサン251店舗、ビッグボーイジャパン320店舗、カタリーナ・レストラン・グループ194店舗(FC24店舗を含む)、華屋与兵衛190店舗。

ココスは、デフレ傾向の中、企業収益回復に向けて客数に重点を置いた施策を前期より継続。6月には、ココスビーフハンバーグステーキを手頃な価格で提供し、TVCMによる販売促進などを実施、既存店客数前年比は105.6%となった。

サンデーサンが経営するジョリーパスタは、季節商品を取り入れたメニューやパスタのクオリティ強化、価格の見直し、自社で製造パスタソースの改良を実施。6月の既存店客数前年比は102.6%となった。なお、焼肉カテゴリーは当第1四半期連結累計期間よりレストランカテゴリーに含んでいる。

ファストフードカテゴリーの売上高は、76億2100万円(26.3%%増)となった。期間末店舗数は、6店舗出店、5店舗退店、合計309店舗となった。主な内訳は、大和フーヅ103店舗、当社が経営するGMフーズ106店舗、はま寿司49店舗、アートカフェ24店舗など。

その他カテゴリーの売上高は、60億1200万円(34.0%増)となった。

通期業績予想は、売上高3685億8300万円、営業利益178億8300万円、経常利益156億9800万円、当期利益59億9700万円。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧