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マクドナルド/第2四半期の営業利益51.8%増、当期利益58.7%減

2010年08月04日 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが8月4日に発表した2010年12月期第2四半期業績によると、売上高は1636億4100万円(前年同期比11.1%減)、営業利益146億3000万円(51.8%増)、経常利益142億2800万円(58.0%増)、当期利益20億6500万円(58.7%減)となった。

営業利益と経常利益は上場来最高を記録したが、戦略的閉店の特別損失103億円を計上し、最終損益は減益となった。

第1四半期に決定した433店の戦略的閉店について、第2四半期に閉店した211店舗は、店舗閉鎖損失として36億2000万円を特別損失に計上、第3四半期以降に閉店を予定している222店舗は、合理的に見積もられる損失額を店舗閉鎖損失引当金繰入額として67億5900万円を特別損失に計上した。

戦略的閉店の特別損失の金額を除いた場合の当期純利益は78億円で、対前年比では23億円増(42.7%増)となる。

主力のハンバーガーレストラン事業は、1月に投入した「BigAmerica」シリーズをはじめとする戦略的商品の投入やマーケティングなどで、新規顧客獲得戦略を実行した結果、既存店客単価は0.3%減少したものの、既存店客数は3.1%と増となり、既存店売上高は2.8%増となった。

直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高を示すシステムワイドセールスは前年同期比76億7300万円増加(2.9%増)し、2682億9500万円となった。

通期の業績予想は、売上高3130億円、営業利益260億円、経常利益244億円、当期利益58億円の見通し。

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