ゼンショー/4月~6月の営業利益2.1倍、年間売上4000億円突破へ
2011年08月10日 / 決算
ゼンショーが8月10日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高949億700万円(前年同期比8.6%増)、営業利益48億7500万円(111.1%増)、経常利益43億6900万円(146.4%増)、当期利益7億900万円(307.7%増)となった。
牛丼カテゴリーの期末店舗数は、69店出店、1店退店した結果、2138店舗となった。内訳は、すき家1645店舗、なか卯493店(FC38店を含む)。
郊外型ファミリー牛丼店の「すき家」では、新規出店や広告宣伝等によるブランド力の強化を行うとともに、品質管理の強化とサービス水準の向上に努めた。
2011年4月には、どっさりと高く盛られた白髪ねぎと、ゴマ油風味のうま辛ダレ、ピリ辛の黒胡椒をトッピングした「白髪ねぎ牛丼」(並盛380円)を新発売し、6月には「うな丼」(並盛680円)の販売を開始した。
既存の商品に加えて新商品やシーズナル商品を継続的に投入し、売上高は堅調に推移した。
なか卯が経営する和風牛丼・京風うどんの「なか卯」は、季節限定商品の投入や既存商品のブラッシュアップによる商品力の強化と店舗販促の実施により、業績の向上に努めた。
通期は、売上高4033億5000万円(8.8%増)、営業利益234億9200万円(33.0%増)、経常利益208億2900万円(31.9%増)、当期利益83億7300万円(76.8%増)の見通し。