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ゼンショー/4-9月は積極出店も当期利益28%減

2010年11月09日 / 決算

ゼンショーが11月4日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は1845億1000万円(前年同期比13.7%増)、営業利益74億4000万円(9.8%増)、経常利益63億1300万円(1.7%増)、当期利益20億3100万円(28.0%減)となった。
牛丼カテゴリーの売上高は、788億4300万円(27.4%増)だった。期末店舗数は、110店舗を出店、5店舗を退店した結果、2000店舗となった。内訳はすき家1508店舗、なか卯492店舗(FC44店舗を含む)。
レストランカテゴリーの売上高は、766億9700万円(3.2%減)だった。期末店舗数は、21店舗を出店、7店舗を退店したほか、グループの他の業態への転換を21店舗行った結果、1605店舗となった。主な内訳は、ココスジャパン564店舗(ライセンシー83店舗を含む)、サンデーサン252店舗、ビッグボーイジャパン322店舗、カタリーナ・レストラン・グループ196店舗(FC24店舗を含む)、華屋与兵衛169店舗。
ココスジャパンが経営するスタンダードレストランの「ココス」は、既存店入客数が前期の下半期0.7%減に対し、上半期4.8%増(1Q:1.2%増、2Q:8.1%増)、既存店売上高は前期の下半期6.5%減に対し、上半期0.6%減(1Q:3.0%減、2Q:1.6%増)と、第2四半期連結累計期間の後半にかけて売上高が回復した。
ビッグボーイジャパンが経営するハンバーグ&ステーキレストランの「ビッグボーイ」なども、2010年8月以降の既存店売上高は100%を超えて推移した。
サンデーサンが経営する茹で上げスパゲッティーと手造りピッツアの「ジョリーパスタ」などは、既存店入客数が6.0%増と伸長し、売上高が向上したことで収益改善の基盤ができた。
ファストフードカテゴリーの売上高は、165億7500万円(36.5%増)となった。期末店舗数は、25店舗を出店、8店舗を退店したほか、グループの他の業態からの転換を21店舗行った結果、346店舗となった。主な内訳は、大和フーヅ104店舗、GMフーズ106店舗、はま寿司など84店舗、アートカフェ22店舗など。
その他カテゴリーの売上高は、123億9300万円(37.0%増)となった。
通期は、売上高3685億8300万円(10.3%増)、営業利益178億8300万円(42.6%増)、経常利益156億9800万円(41.2%増)、当期利益59億9700万円(71.0%増)の見通し。

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