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いなげや/4-9月の売上高4.0%減、営業利益21.8%増

2010年10月26日 / 決算

いなげやが10月26日に発表した2011年3月期第2四半期業績によると、売上高1098億8700万円(前年同期比4.0%減)、営業利益10億5000万円(21.8%増)、経常利益11億8300万円(17.6%増)、当期損失7億6300万円(前期は2億7300万円の当期利益)となった。

スーパーマーケット(SM)事業の売上高は5.8%減、客数は5.4%減、客単価は0.5%減、ドラッグストア(Drug)事業の売上高は3.8%減、客数3.7%減、客単価は0.4%減だった。

部門別売上高は、生鮮288億5800万円(7.4%減)、日配品・惣菜298億2500万円(3.0%減)、加工食品247億7800万円(4.2%減)、ノンフード45億4000万円(8.4%減)、SM事業合計では880億200万円(5.1%減)となった。Drug事業の売上高は、170億6700万円(2.6%増)だった。

部門別の荒利率は、生鮮25.3%、日配品・惣菜33.8%、加工食品22.3%、ノンフード26.8%、SM事業合計27.4%で、Drug事業は23.5%となった。

SM事業では、6月に1店舗を新設したほか、大泉学園店(埼玉県新座市)ほか2店舗を改装し、「ina(い~な)21」への改装を1店舗実施するなど既存店の活性化を進めた。期末店舗数は126店舗(うち「ina(い~な)21」は16店舗)となった。

Drug事業では、3店舗を新設し、期末店舗数は95店舗となった。花粉飛散量が少なかった影響で花粉症関連商品の販売が振るわなかったことや前年に新型インフルエンザ関連商品の特需があった反動もあり、既存店売上高は3.8%減と厳しい状況であった。

通期の業績は、売上高2206億円(1.4%減)、営業利益34億5000万円(1.4%増)、経常利益36億2000万円(1.4%減)、当期利益6億5000万円(50.5%減)の見通し。

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