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関西スーパー/4-9月の売上高4.1%増、営業利益53.0%増

2010年10月28日 / 決算

関西スーパーマーケットが10月28日に発表した2011年3月期第2四半期決算は、売上高576億7100万円(前年同期比4.1%増)、営業利益5億6300万円(53.0%増)、経常利益6億8200万円(37.7%増)、当期利益2億9100万円(前期は2000万円の当期損失)となった。

全店売上高は4.2%増、既存店は0.3%減となった。既存店の平均客数は3228人、客単価は1604円だった。1点単価は161円60銭、1人当たり買上点数は9.89点だった。

部門別売上高は、海産54億9400万円(0.5%増)、青果91億2500万円(8.5%増)、精肉67億8000万円(1.2%増)、惣菜44億3600万円(7.0%増)、日配86億4100万円(5.2%増)、一般食品149億6400万円(4.5%増)、菓子22億9100(3.7%増)、日用雑貨30億9900万円(1.0%減)、その他2200万円(5.7%減)となった。

部門別の荒利益率は、生鮮食品22.7%、一般食品24.6%、食品合計23.8%、非食品19.6%、その他21.6%、合計23.6%だった。

店舗の新設は、4月に瓢箪山店(大阪府東大阪市)、江坂店(大阪府吹田市)、萬崎菱木店(堺市西区)、5月に善源寺店(大阪市都島区)の4店舗を新設した。

営業面では、鮮魚の漁港直送や野菜類の産地直送を強化し、鮮度の良い商品を安く提供した。ローコスト体制づくりとして、グロサリー商品の営業時間外集中補充作業の推進や一般食品、菓子・雑貨に続き日配商品の自動発注システムの実験と検証を繰り返すなど、店内作業削減と作業効率の向上に取り組んだ。

通期は売上高1159億1000万円(4.5%増)、営業利益16億8000万円(22.2%増)、経常利益18億6000万円(16.7%増)、当期利益8億2000万円(98.0%増)の見通し。 

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