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コックス/3-11月ブルーグラスとの合併統合で増収

2010年12月21日 / 決算

コックスが12月21日に発表した2011年2月期第3四半期決算によると、売上高は152億1900円(前年同期比18.4%増)、営業損失2億2600万円(前期は4億2200万円の営業損失)、経常損失1億700万円(3億2000万円の経常損失)、当期損失5億1200万円(7億2200万円の当期損失)となった。
2010年8月21日にブルーグラスと合併し、新生コックスとしてスタートした。下半期は、統合新会社として来期以降の中期経営計画において大きく飛躍するための事業リストラクチャリング総仕上げの時期と位置づけ、通期での黒字化達成に向けた重点施策に取り組んだ。
不採算店舗の退店、本社のスリム化を始めとする経営統合によるコスト削減効果の創出、週次マネジメント体制の推進、商品の企画・調達から物流・販売までのマーチャンダイジングプロセスの再設計とSPA事業プラットフォームの構築に取り組んだ。
中期経営計画の基本方針の柱である主要三世代トップブランドの確立のために、来期に向けて既存ブランドのリポジショニングを推進した。
業績については、厳しい消費環境が継続する中、ニーズの変化に迅速に対応するための施策に注力し、徐々にその効果が出てきた。
通期は売上高232億6000万円(29.6%増)、営業利益3億7000万円、経常利益4億7000万円、当期利益7000万円の見通し。

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