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マックスバリュ北海道/1月期は生鮮部門好調で増収増益

2011年03月17日 / 決算

マックスバリュ北海道が3月16日に発表した2011年1月期決算(非連結)によると、売上高は775億1800万円(前年同期比1.2%増)、営業利益4億8200万円(17.3%増)、経常利益4億7700万円(9.5%増)、当期利益1億9200万円(前期は3億7900万円の当期損失)となった。

部門別売上高は、農産89億8614万円(5.9%増)、水産63億3039万円(1.1%増)、畜産60億7666万円(5.8%増)、デリカ59億923万円(5.4%増)、デイリー167億7246万円(2.4%増)、グロサリー272億4193万円(1.3%減)、インストアベーカリー9億9299万円(3.5%減)。

家庭用品31億178万円(5.9%減)、衣料品4億6462万円(4.3%減)、その他2億7151万円(9.6%増)。

価格競争力を高めた新業態(ザ・ビッグやザ・ビッグ エクスプレス)への業態転換を5店で実施。既存店舗12店のミニ改装を行い、立地特性に合わせた品揃えや売場づくりを見直した。スーパーマーケットの新たなモデルとして4月にマックスバリュ新花園店(苫小牧市)を開店した。

食品部門の動向は、昨年に引き続き100円を切る2桁売価の商品を豊富に品揃えする等、集客部門と位置づけた野菜部門や簡便性と品揃えに対する支持が得られた惣菜部門、6月中旬以降、気温の高い日が続いたことに対応できたアイスクリーム部門等が好調に推移した。

一方、猛暑により需要の落ち込んだ菓子部門や、単価の低下傾向により低迷した米部門は苦戦した。

非食品部門では、紙類を中心とした価格訴求により家事消耗品部門が好調に推移した。一方、高額商品の取り扱いを中止したビューティーケア部門、前事業年度でインフルエンザ予防の影響により大幅に売上を伸ばしたマスク等の風邪関連商品が低迷したヘルスケア消耗部門、秋冬物が低迷した衣料品グループは苦戦した。

来期の業績は、売上高800億円(3.2%増)、営業利益4億9000万円(1.6%増)、経常利益4億8000万円(0.5%増)、当期利益2000万円(89.6%減)の見通し。

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