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東急百貨店/1月期は販管費削減で営業利益43%増

2011年03月29日 / 決算

ながの東急百貨店が3月28日に発表した「親会社にかかる決算」によると、親会社である東急百貨店の2011年1月期決算は次のようになった。
売上高2022億2400万円(前年同期比0.9%減)、営業利益33億1500万円(43.7%増)、経常利益25億4300万円(64.3%増)、当期利益11億2600万円(前年同期比46億7400万円増)だった。
売上高は前年割れだが、賃貸化等修正前年比(賃貸化による売上の減少等を修正した前年比)では0.1%増となった。
店別売上高は、本店991億8700万円(3.5%減)、吉祥寺店309億6500万円(12.4%増)、たまプラーザ店316億4400万円(1.8%減)、札幌店265億8800万円(2.6%減)、その他138億3700万円(3.1%減)。その他はSC型店舗の町田店、港北店、日吉店を含む。
店別売上高では、吉祥寺店が一部リモデルによる売場再編の実施や同業他店の店舗閉鎖影響もあり、大きく伸長した。本店では7階に渋谷地区最大級の書籍売場となる「丸善&ジュンク堂書店」を賃貸運営により導入し、上層階の再編を行った。
販売費・一般管理費は、外部委託業務を見直すなどあらゆる経費の有効活用と効率化をはかり、10億9700万円の削減をした。

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