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東急百貨店/来年2月に休業日を導入

2011年11月02日 / 店舗経営

東急百貨店は11月1日、5店舗で2012年2月に店舗の休業日を設定すると発表した。
2012年2月22日に、東横店、吉祥寺店、23日に本店が休業する。そのほか、たまプラーザ店が16日、レシピ青葉台が15日に休業する。
休業日の設定により、営業日に人員が厚く配置されることで、より高いサービスの提供を目指す。この機会に顧客満足の向上につながる営業条件やオペレーションの検討を行う。
渋谷地区では、東横店と本店の休業日をずらして補完しあうことで、サービスの維持に努める。
これまで百貨店業界は大店法の改正、消費環境の低迷などを背景に営業機会の拡大を図るため、営業時間拡大、休業日の廃止・縮小を行ってきた。
しかし、店頭の販売員数の減少による接客サービスレベルの低下を招いてきたことも否めない。
3月の東日本大震災以降、省エネルギーに対する社会的な関心の高まりもあり、営業日・営業時間に対する顧客の意識も大きく変化している。
顧客満足の向上と企業価値の向上のため、2012年2月に5店舗において休業日を設定したという。

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