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ニトリ/2月期はTVCMとチラシ連動販促で増収増益

2011年04月04日 / 決算

ニトリが4月4日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は3142億9100万円(前年同期比9.8%増)、営業利益526億6500万円(13.4%増)、経常利益535億9400万円(13.0%増)、当期利益308億2200万円(29.3%増)となった。
商品別売上高は、家具1440億6800万円、インテリア用品1667億2600万円、その他34億9500万円となった。
責任体制の明確化を図ると共に、機動的かつ柔軟な経営判断を可能にするグループ運営体制を構築するため、2010年8月21日に持株会社体制へ移行した。 
商品面では、昨年度に引き続き2月、5月、8月、10月に「追加値下げ」を継続して実施した。トータルコーディネートシリーズを新たに11シリーズ展開し、色や柄でつなげた豊富なコーディネート商品を提案し、システムキッチンや小型家電の品揃えを強化し、ステーショナリー商品の新規開発を進めた。
全国ネットのテレビCM枠とチラシ紙面の販促企画を連動させた重点販売商品の集中訴求を行い、お客の認知度向上と販売促進に関する費用の低減の両立を図った。トータルコーディネート商品とキッズルーム商品のカタログを発行したほか、ホームページ上でデジタルカタログを展開した。  2011年2月に小商圏新フォーマットとして「デコホーム」の3店舗を同時出店した。関東地区に10店、中国、九州地区にそれぞれ6店、近畿地区に5店、東北、東海地区にそれぞれ3店、北海道、北陸甲信越地区にそれぞれ2店、四国地区に1店、計38店を新設した。
一方、関東地区で5店、東海地区で3店、北海道、近畿地区でそれぞれ2店、東北地区で1店を閉鎖した。期末店舗数は、237店舗となった。海外は、台湾の子会社が3店を新設し、1店を閉鎖した結果、海外(台湾)合計で7店舗となり、国内外の合計店舗数は244店舗となった。。 物流面においては、安定供給体制整備に向けた取り組みして、福岡県に九州物流センターが本稼動した。今後も各物流センターを基点とした物流体制の効率化を進める。 来期は売上高3251億円(3.4%増)、営業利益470億円(10.8%減)、経常利益481億円(10.3%減)、当期利益267億円(13.4%減)の見通し。

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