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マルイチ産商/3月期はセンタフィー増加で営業損失600万円

2011年05月18日 / 決算

マルイチ産商が5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は1506億4700万円(前年同期比0.2%減)、営業損失600万円(前期は8億900万円の営業黒字)、経常利益3億6600万円(68.7%減)、当期利益2億9100万円(54.0%減)となった。
水産事業の売上高は1039億4400万円(0.1%増)、営業損失3億9400万円(前期は1億2000万円の営業利益)となった。
期初からの天候不順による漁獲高の減少や、世界的な需要拡大による相場価格の上昇により、小売業店頭での販売不振は継続しましたが、フードサービス事業が順調に推移したことから、僅かに増収となった。
利益は、消費不振と消費者の低価格志向や、市場競争激化に伴う販売価格の下落が続いたことから、仕入価格の上昇分を販売価格に転嫁できず、売上総利益が減少した。
一方、継続的なコスト削減を進めたものの、センターフィーなどの販売経費が増加したため、売上総利益の減少分をカバーするに至らず、営業損失となった。
来期は売上高1505億円(0.1%減)、営業利益4億4000万円(-)、経常利益8億円(118.1%増)、当期利益4億5000万円(54.5%増)の見通し。

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