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マルイチ産商/業務改善とIT活用で営業利益37.8%増

2010年05月13日 / 決算

マルイチ産商が5月13日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は1510億1200万円(前期比4.3%減)、営業利益8億900万円(37.8%増)、経常利益11億7000万円(24.3%増)、当期利益6億3200万円(3.1%減)となった。

業務改善の継続とIT活用による人件費・一般管理費の削減効果などで営業利益、経常利益が増益となった。

水産事業では、産地の水揚げ情報をデータ化し、小売店の発注業務の低減を図り、データ活用による業務効率化を進めたが、売上高は1038億8100万円(4.8%減)、営業利益は1億2000万円(49.8%減)となった。

一般食品事業の売上高は267億5800万円(3.9%減)、営業利益は2億200万円(229.0%増)となり、基盤得意先にメーカーと連携して年間スケジュールに基づく提案営業を進め、売上の拡大を図った。

畜産事業の売上高は201億1800万円(2.2%減)、営業利益は3億7500万円(60.7%増)となった。安全・安心でローコストの食肉の製販一体型のSCM構築を進めるため、生産者を組織化し生産設備の拡充と効率化を図った。

来期は売上高1570億円(4.0%増)、営業利益9億500万円(11.8%増)、経常利益12億3500万円(5.5%増)、当期利益6億8200万円(7.8%増)を見込んでいる。

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