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チヨダ/3月~5月の営業利益2.1倍の30億円

2011年07月08日 / 決算

チヨダが7月8日に発表した2012年2月期第1四半期の業績は、売上高393億1100万円(前年同期比6.5%減)、営業利益30億9700万円(112.7%増)、経常利益32億3200万円(96.6%増)、当期利益4億9100万円(14.9%増)と大幅な増益となった。
東日本大震災の影響は、被災店舗の復旧を最優先として営業活動に取り組み、震災の影響により3月は大幅な減収となり、当第1四半期連結会計期間の既存店売上は前年を下回った。
しかし、靴事業・衣料品事業ともに4月は既存店売上が前年を上回り、靴事業は5月も既存店売上が前年を上回った。
収益面では、PB(プライベートブランド)とNPB(ナショナルプライベートブランド)戦略の推進による粗利益率の向上、販管費の抑制、慎重な出店戦略の推進、不採算店の閉鎖などに従来から取り組んできた結果、店舗数の減少と震災の影響による減収を補い、大幅な増益を確保した。
出退店は、出店15店、退店19店を実施し、期末店舗数は、靴事業1164店(前年同期比49店減)、衣料品事業516店(同26店減)の合計1680店(同75店減)。
通期は1479億300万円(5.9%減)、営業利益57億9400万円(14.6%増)、経常利益64億4300万円(12.5%増)、当期利益15億3100万円(46.2%増)を見込んでいる。

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