ABCマート／3～8月は売上高14.1％増、営業利益7.7％増

2011年10月05日／決算

エービーシー・マートが10月5日に発表した2012年2月期第2四半期決算によると、売上高697億2200万円（前年同期比14.1％増）、営業利益139億4200万円（7.7％増）、経常利益132億1900万円（5.9％増）、当期利益69億7800万円（7.9％減）となった。
震災直後は非常に厳しい環境となったが、その後、復興需要や節電対策を背景にライフスタイルの見直しに伴う新たなニーズが生まれるなど、業界全体として消費動向は改善の傾向がみられた。
積極的な出店を行い、国内については上半期で52店、子会社が展開する海外でも13店の新規出店を行った。国内の出店戦略として、既存商業施設のリニューアルに伴う新規出店、ロードサイド店舗の積極出店など、より一層幅広いお客の獲得を進めた。
販売政策では、昨年度下期から引き続き、機能性やトレンド性など「付加価値提案ができる商品」をカテゴリーごとに商品手当、打ち出し強化したことに加え、テレビコマーシャルや新聞広告などの販促と連動した臨機応変な売場づくりが、震災後の消費者のニーズと上手くマッチした。
通期は、売上高1416億5000万円（11.2％増）、営業利益285億5000万円（6.3％増）、経常利益282億2000万円（5.7％増）、当期利益155億円（15.6％減）の見通し。

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