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キリン堂/3~11月の売上高2.4%増、営業利益3.3倍

2011年12月23日 / 決算

キリン堂が12月22日に発表した2012年2月期の第3四半期の業績は、売上高760億8300万円(前年同期比2.4%増)、営業利益8億2700万円(3.3倍)、経常利益は11億3100万円(2.1倍)、当期利益4300万円(前年同期は1億3800万円の損失)となった。
粗利率向上とにコストコントロールを経営の根幹に置き、タスクフォース主導による売場改装、品揃えの見直し、来店客数の増加を促すための販促を実施し、プライベート・ブランド商品の販売強化などにも努めた。
上半期の東日本大震災の影響による生活必需品の需要拡大や春先の花粉症関連商材の販売増に加え、当第3四半期累計期間を通じて、調剤売上高が大幅に伸張し、ヘルス&ビューティケア商品の販売も好調に推移した。
出店は、スーパードラッグストアとして3月に吹田南金田店(大阪府吹田市)を含め大阪府1店舗・兵庫県2店舗・滋賀県1店舗・徳島県2店舗の計6店舗、小型店として、4月に大日ベアーズ店(大阪府門真市)、10月に医療モール併設型の調剤薬局・北あやめ池店(奈良県奈良市)の計2店舗、合計8店舗を出店した。
一方、スーパードラッグストア2店舗、連結子会社がスーパードラッグストア2店舗、合計4店舗を閉店し、期末の店舗数は合計315店舗となった。
通期は売上高1041億円(3.6%増)、営業利益16億4000万円(46.6%増)、経常利益18億5000万円(20.3%増)、当期利益1億2000万円(36.3%減)を見込んでいる。

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