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キリン堂/3-11月はインフル特需の反動で営業利益71%減

2010年12月23日 / 決算

キリン堂が12月22日に発表した2011年2月期第3四半期決算によると、売上高は742億9700万円(前年同期比5.4%減)、営業利益2億4600万円(71.4%減)、経常利益5億1900万円(51.8%減)、当期損失1億3800万円(前期は3億5600万円の当期損失)となった。
小売事業の売上高は741億6900万円(5.4%減)。部門別商品売上高は、医薬品145億8100万円(13.6%減)、健康食品33億1400万円(0.7%増)、化粧品192億4900万円(3.2%減)、育児用品26億1900万円(23.1%減)、雑貨など296億6700万円(2.4%減)。調剤売上高は44億7100万円(5.1%増)だった。
ヘルス&ビューティ商品の販売強化に伴う健康食品や調剤部門の売上の伸びはあったものの、花粉の飛散量が前年から減少したことによる季節商材の販売不振や前期の新型インフルエンザ関連特需の反動等の影響で売上高は減収となった。
スーパードラッグストアとして、3月の揖保川店(兵庫県たつの市)を含め大阪府4店舗、兵庫県2店舗、滋賀県1店舗、三重県1店舗の計8店舗出店する一方、スーパードラッグストア2店舗、小型店3店舗、合計5店舗を閉店した。
既存店の活性化対策として、キリン堂が5店舗、連結子会社が3店舗、合計8店舗を改装した。期末のグループ店舗数は、合計314店舗だった。
通期の業績は売上高1006億円(4.2%減)、営業利益7億7000万円(37.5%減)、経常利益11億5000万円(24.7%減)、当期利益1000万円(-)の見通し。

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