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キリン堂/3~5月は花粉関連商品好調で増収、当期損失1億9600万円

2011年06月24日 / 決算

キリン堂が6月24日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高は249億1700万円(前年同期比4.2%増)、営業利益3億200万円(前期は5600万円の営業損失)、経常利益3億8500万円(前期は3200万円の経常利益)、当期損失1億9600万円(前期は4800万円の当期損失)となった。
小売事業は、粗利率向上やコストコントロールを経営の根幹に置き、タスクフォース主導による売場改装、品揃えの見直し、来店客数の増加を促すための販促を実施し、プライベート・ブランド商品の販売強化などにも努めた。
東日本大震災の影響により、商品の調達面で一部影響はあったものの、春先の花粉症関連商品の販売増や、健康食品、調剤売上高の寄与により、小売事業の売上高は増収となった。
スーパードラッグストアとして、3月の吹田南金田店(大阪府吹田市)を含め大阪1店・滋賀1店・徳島1店の計3店、小型店として、4月に大日ベアーズ店(大阪府門真市)、合計4店を出店した。一方、スーパードラッグストア1店、連結子会社がスーパードラッグストア1店、合計2店を閉店した。
通期は売上高1041億円(3.6%増)、営業利益16億4000万円(46.6%増)、経常利益18億5000万円(20.3%増)、当期利益1億2000万円(36.3%減)の見通し。

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