流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





キリン堂/2月期は売上高1.8%増、営業利益50.5%増

2012年04月02日 / 決算

キリン堂が4月2日に発表した2012年2月期決算は、売上高1022億2900万円(前年同期比1.8%増)、営業利益16億8400万円(50.5%増)、経常利益19億6000万円(27.5%増)、当期利益1億8400万円(2.0%減)となった。

小売事業は、粗利率向上とコストコントロールを経営の根幹に置き、タスクフォース主導による売場改装、品揃えの見直し、来店客数の増加を促すための販促実施のほか、プライベート・ブランド商品の販売強化などに努めた。

下半期は、チラシ期間中の台風・大雨の影響による客数の減少など、動きの鈍さはあったものの、上半期の東日本大震災の影響による生活必需品の需要拡大や春先の花粉症関連商材の販売増に加え、年間を通じて、調剤売上高が大幅に伸張した。

スーパードラッグストアとして、2011年3月の吹田南金田店(大阪府吹田市)を含め大阪1店・兵庫2店・滋賀1店・徳島2店の計6店を出店した。

調剤薬局併設型の小型店として、4月に大日ベアーズ店(大阪府門真市)、10月に医療モール併設型の調剤薬局・北あやめ池店(奈良県奈良市)の計2店、合計8店を出店した。

一方、スーパードラッグストア2店、連結子会社がスーパードラッグストア2店、合計4店を閉店した。

来期は売上高1053億円(3.0%増)、営業利益18億8000万円(11.6%増)、経常利益22億1000万円(12.7%増)、当期利益7億6000万円(311.3%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧