流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





DCM Japan/第1四半期売上高は1.3%増、当期利益99%増

2009年06月30日 / 決算

DCM Japanホールディングスが6月30日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は1139億9600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益48億3200万円(9.2%減)、経常利益49億1200万円(9.5%減)、当期利益29億3800万円(99.8%増)となった。

店舗状況は7店舗(カーマ3店舗、ダイキ1店舗、ホーマック3店舗)を出店し、カーマ1店舗、ダイキ1店舗、ホーマック1店舗の計3店舗を閉店した。このため、期末店舗数は493店舗となった。また13店舗を改装した連結子会社のダイキとオージョイフルは経営の効率化のため、今年3月1日付で合併している。

商品部門別の状況は、園芸・エクステリア部門で園芸用品が春に好調に立上がり、野菜苗などの植物・用土・肥料など農業資材関連商品が大きく伸長。売上高は230億1000万円となった。

ホームインプルーブメント部門では、作業用品は春のワークウエア・帽子・長靴が好調に推移し、金物・工具は補強連結金物・安全金物・水道用品が伸長した。塗料・補修用品も天候に恵まれ塗装用品が伸び、売上高は181億9900万円となった。

ホームレジャー・ペット部門では、小型室内犬や老齢犬が食べやすいプレミアムフード等が安定的に伸長。自転車は省エネ志向から電動自転車が昨年を大きく上回り、レジャー用品では行楽用品が好調に推移。売上高は186億3800万円。

ハウスキーピング部門では、日用消耗品がNBメーカーとの取組強化で紙類・洗濯洗剤・化粧品等が「今月のお買得品」の設定やチラシ特売の強化で伸長した。ダイニング・家庭用品では、フライパン、調理用品、清掃用品などが順調に推移。売上高は297億9700万円だった。

ホームファニシング部門は、春先の新生活用品関連のカーテン、カーペット、寝装用品は低迷したが、すだれ・ラタン製品は天候にも恵まれ好調に推移。売上高は94億9500万円となった。

ホームエレクトロニクス部門は、新生活用品関連のガス器具、調理家電、照明器具は低迷したが、地上デジタル放送移行の需要として地デジチューナ・アンテナパーツ類が好調に推移し、売上高は95億5700万円となった。

通期は売上高4415億円(3.5%増)、営業利益130億円(4.9%減)、経常利益124億円(9.8%減)、当期利益56億円(13.9%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧