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DCMJapan/売上高0.5%増、営業利益11.7%減

2009年09月30日 / 決算

DCM Japanホールディングスが9月30日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は2230億9300万円(前年同期比0.5%増)、営業利益89億7300万円(11.7%減)、経常利益92億3600万円(9.9%減)、当期利益49億6300万円(17.9%増)となった。

第2四半期の店舗状況は13店舗(カーマ4店舗、ダイキ4店舗、ホーマック5店舗)を出店する一方、カーマ3店舗、ダイキ1店舗、ホーマック2店舗を閉店した。改装は27店舗で実施し、期末店舗数は496店舗となった。また、連結子会社のダイキとオージョイフルは経営の効率化のため、3月1日付で合併した。

主要商品部門別の状況は、園芸・エクステリア部門の園芸用品が天候にも恵まれ植物が好調に推移し、関連商材の用土・肥料・薬品・散水用品・農業資材が大きく伸長した。梅雨明け後は、日除け商品・ガーデン用品などが好調に推移し、特に軒先用日除け用品が伸長。売上高は401億5600万円となった。

ホームインプルーブメント部門では、春先はワークウエア、帽子、作業長靴が好調に推移し、梅雨時期は雨関連の長靴・合羽が大きく伸長した。夏季には、日除け帽子・UVケア用の腕カバーなどが順調に推移。建築資材は合板や網戸は低迷し、加工材や防虫網は順調に推移。工具類では電動工具が低迷したが、補強関連商品が伸長。売上高は360億1600万円で推移した。

ホームレジャー・ペット部門では、ペットフード用品の犬・猫のプレミアムフードが安定的に伸長し、夏には魚用品・昆虫用品も順調に推移。自転車は省エネ志向から通勤用も含め電動自転車等が好調で、梅雨明け後はレジャー用品・車日除け用品が伸長した。売上高は378億3100万円だった。

ハウスキーピング部門の日用消耗品は、特売の強化で紙類、洗剤、ヘアケア用品が順調に推移、エコ需要で詰め替えパック商材が大きく伸長した。夏季には虫除け商品を中心に殺虫剤が好調で、家庭用品はラップ、フロアワイパーを中心に伸長した。また新型インフルエンザの流行に伴い、マスク類やハンドソープ類が伸長し、売上高は617億6400万円となった。

ホームエレクトロニクス部門は、家庭電器のガステーブル、カセットコンロなどが大きく伸長。また電球関連はエコ商品が伸長した。夏季には天候不順により扇風機・エアコンは低迷したものの、空気清浄機・殺虫器が伸長した。さらに地上デジタル放送向けの地デジチューナー・アンテナパーツ類も好調で、売上高は193億3700万円となった。

通期は売上高4415億円(3.5%増)、営業利益130億円(4.9%減)、経常利益124億円(9.8%減)、当期利益56億円(13.9%増)を見込んでいる。

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