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ヤマナカ/3月期は当期損失18億円

2012年05月05日 / 決算

ヤマナカが5月2日に発表した2012年3月期の業績は、売上高1023億6800万円(前年同期比2.7%減)、営業利益3億600万円(49.3%減)、経常利益6億3800万円(21.9%減)、当期損失18億6000万円(前年同期は3億1300万円の当期利益)となった。

積極的な改装・陳列替による既存店舗の活性化、ポイントカード「グラッチェカード」の導入による販売促進策の転換、生鮮加工センターの稼動による店舗オペレーション改革等に取り組んだが、それぞれの取組課題に対する効果や進捗に遅れた。

このため、既存店売上高は0.7%減にとどまり、人件費や販売費などの経費が高止まりした結果、利益計画を大きく下回る状況が続き、期末配当についても見送らざるを得ない状況となった。

対応策として、1月27日付で希望退職者募集を含む経営刷新策を策定し、経営改革に着手した。

特別損失として希望退職者募集に伴う特別加算金等の費用12億3900万円、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額7億5200万円、店舗等の減損損失2億8900万円等を計上した。

来期は、売上高1007億円(1.6%減)、営業利益9億5000万円(3.1倍)、経常利益11億5000万円(80.1%増)、当期利益3億5000万円(-)を見込んでいる。

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