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ヤマナカ/在庫・ロス削減策が奏功し売上高3.4%増

2009年02月02日 / 決算

ヤマナカが2月2日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は862億1500万円(前年同期比3.4%増)、営業利益4億7300万円(36.9%減)、経常利益6億4200万円(30.4%減)、当期損失4億1800万円(前期は5億200万円の当期利益)の増収減益となった。

同期は、来店客の支持を広げるため、夕方強化策として試食販売、対面販売をメインとした夕市をスタート。売上増を狙った。コスト面では、全社で在庫削減とロス削減に取り組み、粗利益率の改善に努めた。同期の売上高は小売事業、スポーツ事業で計4店舗を新設した効果もあり増収となったが、経常利益は上期の仕入原価高や光熱費・資材などのコスト高などで減少し減益となった。

さらに投資有価証券評価損、11億2000万円の厚生年金基金脱退特別掛金の拠出などで特別損失を計上し、当期利益が赤字となった。

通期の業績予測は売上高1170億円(4.4%増)、営業利益9億5000万円(20.8%減)、経常利益12億円(14.2%減)、当期損失50億円と増収減益が継続する見込み。

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