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ヤマナカ/3月期の売上高2.2%減、営業利益61.4%増

2011年05月05日 / 決算

ヤマナカが5月2日に発表した2011年3月期の業績は売上高1052億4800万円(前年同期比2.2%減)、営業利益6億300万円(61.4%増)、経常利益8億1800万円(66.9%増)、当期利益3億1300万円(前期は7億7500万円の損失)と減収増益となった。
スーパーマーケット事業を中核とする小売事業では、料理見本などのメニュー提案や実演販売、試食販売などを積極的に展開し、商品の品質・特徴をコメントした販促物による商品訴求など、旬の食材を中心に主力商品主体の売場づくりとその拡販に努めた。
販促企画では、夕方のピークタイムにおける販売強化策としてヤマナカ夕市を充実させ、日曜半額市、火曜・水曜98円セール、金曜シニアいきいきセールなど新企画も加え、集客力の向上を図った。
店舗運営面では、小集団活動を活発に行い、好事例の全社発表会などを通じて、売場のレベルアップや店内作業の改善に取り組んだ。
しかし、消費低迷や他社との競争激化により、小売事業と小売周辺事業の売上高は1043億2100万円(2.3%減)、営業利益13億4732万円だった。
次期の見通しは、売上高1055億円(0.2%増)、営業利益8億5000円(40.8%増)、経常利益11億円(34.4%増)、当期利益1億円(68.2%減)を見込んでいる。

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