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パル/2月期は売上高8.2%増、営業利益20.9%減

2014年04月08日 / 決算

パルが4月8日に発表した2014年2月期決算は、売上高1000億3300万円(前年同期比8.2%増)、営業利益59億6900万円(20.9%減)、経常利益60億1300万円(20.3%減)、当期利益29億1000万円(33.8%減)となった。

衣料事業は、顧客の購買意欲が依然として低い水準にとどまっている中、積極的なブランドプロモーションを展開するとともに、52週MDの精緻化に努め、機動的な商品投入によって店頭商品の鮮度を向上させるなどしたほか、出店を90店行うなどした結果、売上高は6.4%増加の789億7000万円となった。

雑貨事業は、知名度向上による旺盛な出店要請に呼応して31店出店するなどした結果、売上高は15.5%増加の208億9500万円と、引き続き順調に拡大した。

利益面では、52週MDの精緻化による在庫コントロールを推し進めたものの、売上高総利益率は1.8ポイント減少し、54.7%となった。出店に伴い賃借料が増加したことなどにより、売上高販売費・一般管理費率は0.3ポイント増加し48.7%となった。

特別損失は、50店を撤退し、8店を業態変更をするなどによる固定資産除却損3億4000万円を計上するとともに、減損損失を4億2200万円を計上するなどして、特別損失を合計8億700万円計上した。

来期は、売上高1063億円、営業利益65億2000万円、経常利益64億8000万円、当期利益30億5000万円の見通し。

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