パル／2月期は売上高8.1％増、営業利益35.1％増

2015年04月14日／決算

パルが4月14日に発表した2015年2月期決算は、売上高1080億8900万円（前年同期比8.1％増）、営業利益80億6600万円（35.1％増）、経常利益79億6300万円（32.4％増）、当期利益40億9200万円（40.6％増）となった。

衣料事業では、積極的なブランドプロモーションを展開するとともに、MDの改革を推進し、機動的な商品投入によって店頭商品の鮮度を向上させるなどしたほか、出店を84店行うなどした結果、売上高は5.7％増の834億5400万円となった。

雑貨事業では、知名度向上による旺盛な出店要請に呼応して37店出店するなどした結果、売上高は17.3％増の245億200万円と、引き続き順調に拡大した。

利益面では、MDの改革の推進などにより、売上高総利益率は1.7ポイント増加し、56.4％となった。販売費・一般管理費も、売上高増加・出店増加に伴い賃借料、人件費が増加したことなどにより、売上高販売費・一般管理費率は0.2ポイント増加し48.9％となった。

特別損失は、店舗の撤退、業態変更などによる固定資産除却損1億9700万円を計上するとともに、減損損失を3億5000万円を計上するなどで特別損失を合計6億6400万円計上した。

来期は、売上高1195億4000万円（10.6％増）、営業利益87億7000万円（8.7％増）、経常利益85億2000万円（7.0％増）、当期利益53億6000万円（31.0％増）の見通し。

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