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スズケン/4~6月は売上高10.4%増、営業利益8億6300万円

2015年08月03日 / 決算

スズケンが8月3日に発表した2016年3月期第1四半期決算によると、売上高は5093億円5500万円(前年同期比10.4%増)、営業利益8億6300万円(前期は10億5600万円の営業損失)、経常利益52億8400万円(59.8%増)、当期利益31億900万円(63.0%増)となった。

医薬品卸売事業の売上高は4857億2900万円(10.6%増)、営業損失は8億9300万円(前年同期は21億7600万円の営業損失)となった。

「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」による「緊急提言」を受け、引続き流通改善に取組んだ。取引先ごとに個々の医療用医薬品の価値に見合った粘り強い価格交渉に努めた。

多様化・高度化する取引先ニーズに対応し、顧客信頼度ナンバーワンを実現するため、取引先に提供するサービスの最適化と強い物流機能の確立に取組んだ。

売上高は、前期に消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動があったことに加え、個々の取引先のニーズに対応する活動に継続して取組んだことにより、10.6%の増収となった。

営業利益は、増収効果や適正な利益の確保に向けた活動を徹底したものの営業損失となった。

現時点における販売価格の未決定先は、合理的見積価格とした。今後は、価格決定に向けての厳しい価格交渉が予想されるが、引続き適正利益の確保に向けた活動を徹底する。

通期は、売上高2兆430億円、営業利益124億円、経常利益287億円、当期利益177億円の見通し。

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