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スズケン/4~9月は売上高10.3%増、営業利益117.0%増

2015年11月04日 / 決算

スズケンが11月4日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高1兆356億9500万円(前年同期比10.3%増)、営業利益58億7800万円(117.0%増)、経常利益143億1100万円(32.8%増)、当期利益90億9100万円(35.9%増)となった。

医薬品卸売事業の売上高は9874億2300万円(10.6%増)、営業利益23億600万円(前期は7100万円の営業損失)となった。

「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」による「緊急提言」を受け、引続き流通改善に取組んでいる。得意先ごとに個々の医療用医薬品の価値に見合った粘り強い価格交渉に努めた。

多様化や高度化する得意先ニーズに対応し、顧客信頼度ナンバーワンを実現するため、得意先に提供するサービスの最適化と強い物流機能の確立に取組んだ。

売上高は、2015年3月期に消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動があったことに加え、C型肝炎治療剤や抗悪性腫瘍剤など、新薬の寄与による市場拡大や、個々の得意先のニーズに対応する活動に継続して取組んだことにより、増収となった。

営業利益は、増収効果により増益となったが、医薬品卸売事業を取り巻く経営環境は、得意先ニーズの多様化や高度化への対応など引続き厳しい状況にある。

通期は、売上高2兆1573億円、営業利益180億円、経常利益348億円、当期利益220億円の見通し。

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