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キタムラ/4~9月は売上高7.4%増、営業損失21億円

2015年11月10日 / 決算

キタムラが11月9日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高725億5900万円(前年同期比7.4%増)、営業損失21億2600万円(前期は18億1200万円の営業損失)、経常損失20億1600万円(17億2200万円の経常損失)、当期損失25億5000万円(21億4200万円の当期損失)となった。

利益面では店舗改装等の費用増加により、損失となった。

通期は、売上高1600億円、営業利益19億円、経常利益21億円、当期利益8億円の見通し。

新しい写真の楽しみ方を提案するための改装を、「カメラのキタムラ」825店で実施した。写真を「撮る」だけでなく「作る」楽しさを提案する「photo+(フォトプラス)」コーナーを設置し、最新の注文ソフト「WPS(ワンダープリントステーション)」を導入。写真選びやフォトブックの編集が楽しめる売場とした。

「カメラのキタムラ」を3店、「スタジオマリオ」を5店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」を4店、合計12店出店した。一方、「カメラのキタムラ」8店、「スタジオマリオ」2店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」1店の計11店を閉店した。内、「スタジオマリオ」「Apple正規サービスプロバイダ認定店」は、移転による退店となった。

市場の変化に合わせた店舗の統合・再配置を実施した。既存の「カメラのキタムラ」の中に、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」を出店した(愛媛県松山市)。既存の「カメラのキタムラ」と、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」の併設店舗内に、「スタジオマリオ」を移転した(福井県福井市)。

スマートフォンの販売店舗数を5店増やし、443店に拡大した。取扱いキャリアでは、ドコモを8店増加し436店に、AUを51店増加し294店に、それぞれ拡大した。ソフトバンクは3店減少し300店になった。3キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)の併売店は、42店増加し239店に拡大した。

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