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ファンケル/通期は3億円の最終赤字見込み

2013年11月14日 / 決算

ファンケルは11月14日、2014年3月期通期の連結業績見通しを開示した。

売上高を785億円(前期比5.2%減)、営業利益を11億円(71.5%減)、経常利益を13億円(70.6%減)、純損益を3億円の赤字(前期は21億9300万円の赤字)と見込む。

化粧品事業において、ファンケル化粧品は、前年行った大規模プロモーションの反動で減収になると予想。一方、アテニア化粧品は、新規顧客の獲得が好調で、前年並みとなる見込み。

栄養補助食品事業では、販売好調なダイエットサプリメント「カロリミット」を除き、国内向け商品の不振が続くほか、海外向けサプリメントの輸出が伸び悩むとの見方から、減収を予想している。

営業利益については、減収見込みに加え、中高年向け戦略商品「発芽米パワーPSG」へのマーケティング投資をはじめ、再成長に向けた投資を積極的に行うことが重しとなる。

台湾とシンガポールの小売事業からの撤退、台湾現地法人の解散に伴い、事業撤退損を計上、利益を圧迫する。

第2四半期(4~9月)業績は、売上高が387億5200万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は7億1000万円(15.6%減)、経常利益が9億3700万円(14.5%減)、純損益が5億3700万円の赤字(前年同期は6億4800万円の黒字)になった。

化粧品事業は4%減収、栄養補助食品事業は2.8%減収、発芽米や青汁を手がけるその他事業は12.1%減収となった。

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