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サッポロビール/2010年のヱビスブランド戦略

2009年12月08日 / 商品

サッポロビールは12月8日、2010年のヱビスブランド戦略を発表した。

2010年は、ブランドの根幹である「ヱビスビール」に集中していく方針で、2009年を上回る1200万函(大びん換算)の販売を目標とする。

店頭・ウエブ・各種メディアなどで、120年記念をキーワードに、ユーザーがヱビスと接触する場面を作っていく。限定商品「120年記念・匠ヱビス」を景品としたキャンペーンを含む、大型キャンペーンの実施のほか、120年記念パックほかのメモリアル商品の販売などを行う。

単独商品ブランドの記念館「ヱビスビール記念館」をヱビスビールの120年目の誕生日にあたる2010年2月25日に、恵比寿ガーデンプレイス内(サッポロビール本社地下一階)にオープンする。これまでは「恵比寿麦酒記念館」が存在し、ビール全般にまつわる明治以来の資料・歴史・食文化などを展示していたが、完全リニューアルを行う。

サッポロライオン社と共同で、ヱビスの魅力を発信する飲食店舗「YEBISUBAR」の第1号店を12月9日(水)に銀座にオープンさせる。2010年以降も店舗数を拡大し、食とヱビスの関わりを中心に、ヱビスの味わいを新しい形で顧客に提案していく。

2010年は「ヱビスビール」とはことなる味わい価値を持つ、新しいヱビスブランドの楽しみ方を提案できる商品を展開していく。具体的にはことし3月に限定発売し好評を博した「シルクヱビス」の全国通年発売を企画する。

「シルクヱビス」は当初の販売計画45万函に対し、47万函を販売した。イメージターゲットである女性を中心に好評を博し、再発売の要望が多かった。従来のヱビスユーザーに加え、女性を中心とした新たな需要機会拡大を目指す。

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