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日本出版販売/2011年の年間売上高は8.8%減

2012年01月13日 / 経営

日本出版販売は1月11日、2011~2012年年末年始売上動向調査を発表した。調査によると、2011年は、昨年のコミック発売日影響が大きく、期間合計の前年比が8.8%減となった。
雑誌は、「増刊・週刊ファミ通」(12月29日発売)や12月26日以降に発売された合併号や分冊百科の銘柄が好調だった、週刊誌のみ売上がプラスとなった。
しかし、2010年は、集英社ジャンプコミックスの1月新刊が年内繰上発売だったため、コミックの売上が大幅にマイナスとなった(今年は1月4日発売)。
書籍は、アニメ化・映画化される「テルマエ・ロマエ」シリーズが好調のため、書籍コミックの売上がプラスとなった。
「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版/近藤麻理恵)「謎解きはディナーのあとで1・2」(小学館/東川篤哉)等、ベストセラーが好調だった。
しかし、2010年は「KAGEROU」(ポプラ社/齋藤智裕/2010年12月15日発売)、「くじけないで」(飛鳥新社/柴田トヨ)、『もし高校野球の女子マネ-ジャ-がドラッカ-の「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社/岩崎夏海)の売上が良好だったため、特に文芸書・ビジネス書の落ち込みが大きく、書籍全体でマイナスとなった。

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