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ネットプライスドットコムほか/流通ルートから外れた食品をネットで販売

2009年06月02日 / 商品

ネットプライスドットコム、伊藤忠食品、レアック・ジャパンの3社は6月1日、食品ロスの削減と周知を目指す「MOTTAINAI ギャザリング」を6月2日-30日の期間に実施すると発表した。

MOTTAINAI ギャザリングは、伊藤忠食品が運営するEco-モッタイナイ.com より仕入れた流通できなくなった食品を、ネットプライスの通販サイトの特設ページ「MOTTAINAI ギャザリング」で、人数が集まれば集まるほど安くなるギャザリング方式で販売するもの。

また、レアック・ジャパンの展開する「ドギーバッグ」(携帯型食べ残し料理持ち帰り容器)も同ページ内で販売し、普及活動を後押しする。この売上の一部はMOTTAINAI キャンペーンを通じて、アフリカ大陸に植林を行う「グリーンベルト運動」に寄付される。1週間に30-40品目を販売する予定。

3社は日本の低い食料自給率と、それに反比例する大量の食品廃棄物発生量を考慮し、食品廃棄物の中にパッケージデザインの変更、賞味期限が短いなどの理由で廃棄されるものが含まれることに着目。

そこで同じ流通に携わる立場の観点から、伊藤忠食品は食品卸売業として「流通における食品ロスを、インターネットサービスを通じて削減」し、レアック・ジャパンは「ドギーバッグで外食産業の食品ロスを削減」し、ネットプライスドットコムは「在庫を持たないEコマースの仕組みで小売としての食品ロスを削減する」ことで互いに賛同し、今回の企画を行うとしている。

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