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厚生労働省/2008年上期の輸入食品違反事例は501件

2008年12月09日 / 商品

厚生労働省は12月8日、2008年度輸入食品監視指導計画監視結果の中間報告をまとめ発表した。報告によると、4-9月の輸入届出件数88万7703件中、違反件数は501件(届出件数の0.06%)で、食品・食品添加物関連の基準・規格違反が431件と圧倒的に多かった。

食品カテゴリ別のモニタリング状況で最も多かった違反件数は、輸入農産物の残留農薬で48件。以下、水産加工品の添加物が19件、農産加工食品の成分規格などが10件と続く。

国別モニタリング状況では、中国からの輸入農産物など11品目で実施。ホルムアルデヒドが検出されたウナギも検査強化の対象となった。このほか、タイ産ではスッポン、ココヤシなど3品目、米国産馬鈴薯、りんごジュースも強化対象に含まれている。中国からの輸入品は鶏肉、にんじん、乳・乳製品の3品目が新たに検査命令に移行した。

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