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東京都/ネット上の不当広告・表示で191社に改善指導

2011年06月14日 / 商品

東京都生活文化局は6月9日、2010年度インターネット広告2万件の監視結果を発表した。それによると、2010年度は、健康食品などを中心に調査した結果、302件(191事業者)の不当な広告・表示を発見し、それらの表示の修正・削除等を通販事業者に指示または指導した。
不当な広告・表示の商品別内訳は、健康食品100件、石鹸・洗剤44件、除菌消臭商品42件、健康美容用具30件、害虫対策商品17件、化粧品17件、その他52件だった。
違反内容は優良誤認290件、有利誤認58件。優良誤認としては、「新成分の力でお腹の脂肪が胸に移動する」、「たったの2週間で-5キログラムを実現!?」などとうたっていたが、合理的な根拠のあるものとは認められなかった事例があった。
有利誤認としては、「モニター特別価格80%OFF」として商品の値引きを強調。しかし、当該事業者は「定価」とされる価格で販売した事実はなかったといった事例がみられた。
■2010年度インターネット広告の監視結果http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/06/20l69800.htm

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