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東京都/牛肉の放射性物質検査、1月からは全頭検査

2011年12月05日 / 商品

東京都は12月7日、牛肉の放射性物質検査について岩手・宮城・福島・栃木の被災4県を中心に1日50頭程度、都による検査を開始する。
検査の結果、暫定規制値以下の牛肉は、東京都中央卸売市場が検査結果数値を記載した「牛肉安全確認証」を発行する。
<検査の案内ポスター>20111205tokyoto.jpg
暫定規制値を超えた牛肉は、東京都福祉保健局が食品衛生法違反として告知し、販売中止等の措置をとる。
今まで「都立芝浦と場」でと畜された牛は、民間検査機関による全頭検査が行っていたが、東京都中央卸売市場食肉市場における検査体制が整い、都としての放射性物質検査を開始することになった。
1月からは都による全頭検査に移行する。
検査は、中央卸売市場、福祉保健局、食肉市場の関係業界が協力して実施する。食肉市場内の検査施設で、スクリーニング検査を実施し、250ベクレル/キログラムを超えたものは、東京都健康安全研究センターで、ゲルマニウム半導体検出器よる確定検査を実施する。
■牛肉安全確認証http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/12/DATA/20lc5400.pdf
■検査結果(12月8日から掲載)http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/zentou/index.html
■個体識別番号から確認する方法などを紹介。(12月7日から掲載)http://www.shijou.metro.tokyo.jp/nikuanzen/index.html
問い合わせ東京都中央卸売市場管理部市場政策課TEL:03-5320-5727

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