プランタン銀座／女性用クールビズを体験販売

プランタン銀座は7月5日から、クールビズに関する案内スタッフ「クールビズマスターズ」を各フロアに配置した。

＜クールビズマスターズ＞

クールビズマスターズとはプランタン銀座が独自に設けた社内資格で、クールビズ商品に使用されている素材の機能性などを学び、社内講義を受けた人材で、今年は8人を任命した。繊維メーカーの東レとクラレの協力を得て、機能性素材の製法過程や接触冷感の原理などを学んだ。

＜機能性素材を説明する様子＞

今回の企画を手がけた関健太郎ゼネラルマネージャー代理によると「機能性素材を使ったアパレルならば、量販店でも1500円程度も購入できるが、当社が販売するのは4900円～6900円程度の商品が中心だ。価格差にみあう価値をお客さまに伝えるため、クールビズマスターズを結成した」という。

＜機能性素材の体感コーナー＞

関氏は、「触れると冷たく感じる接触冷感といった機能は、低価格商品でもあるが、原材料の糸の製作過程まで踏み込むと、ファッションに求められる風合いや肌触り、発色といった要素に違いがある。機能性とファッションを両立した商品をアピールしていきたい」と語った。

＜透けにくい素材を検証＞

これまでのクールビズは男性視点が中心で、女性視点のクールビズという配慮が少なかった。女性特有のインナーが透けにくい洋服といった要望などにも応えることで、女性向けのクールビズを訴求するという。

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