流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ヤッホーブルーイング/ウィスキー・ワイン樽で熟成したビール展開

2013年10月02日 / 商品

ヤッホーブルーイングは、ウイスキーやワインの樽を用いて熟成させたビールとして、「バレルフカミダス」シリーズを10月10日から展開する。

<バレルフカミダス>
バレルフカミダス

新シリーズに用いたのは、近年、欧米のクラフトビールシーンで流行している「バレルエイジ」と呼ばれる技法。

ウイスキーやワインの熟成で使われた木樽をビールの熟成樽として利用するもので、木の香りやそれまで木樽に入っていたお酒の香りが移り、ビールに複雑な味を与える効果があるという。この種のビールは、欧米ではプレミアムがつくほどの人気を誇る。

同社は1年ほど前から多数の木樽を入手して開発に着手、製品化に至ったという。

現在、同社醸造所の貯蔵庫では、2011年仕込みの「バーレイワイン」と呼ばれる長期熟成ビールを9種の木樽で熟成中。

樽は、日本の蒸留所で四半世紀も使われたウィスキー樽や、アメリカ生まれのバーボン樽、ウイスキーとワインの両方に使われた樽などさまざまだ。

元のビールは同じものの、使われている木の材質や、かつて入っていたお酒の種類といった木樽の“素性”によって、それぞれ味と香りのまったく違うビールに仕上がったという。

手始めに、10月10日から順次、ワイン(メルロー)樽熟成「B-06」と、ウイスキー(パンチョン)樽熟成「B-09」の2種をネット店舗「よなよなの里」で数量限定発売する。

公式ビアレストラン「よなよなBEER KITCHEN」やクラフトビール専門飲食店でも提供する。

■商品概要
アルコール分:10%程度(木樽により異なる)
原材料:麦芽・ホップ・糖類
容量:375mlびん
価格:1365円(税込)

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧