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日清食品HD/インド東部で新工場稼働、新コンセプトの即席麺生産

2014年01月15日 / 商品

日清食品ホールディングスは1月15日、子会社のインド日清が、インド東部オディシャ州の新工場「コルダ工場」を稼動したと発表した。

南部と東部でそれぞれ稼働している工場に次いで、インドで3番目の即席麺工場となる。大市場であるインド東部での供給力拡大に加え、物流費の削減などを通じたコスト競争力の強化を図る。

<インド日清 オディシャ州コルダ工場>
インド日清 オディシャ州コルダ工場

新工場では、既存の袋麺製品に加え、インドの食文化に合わせて新たなコンセプトで開発した即席麺「Scoopies」(スクーピーズ)を専用ラインで製造する。

<「NISSIN Scoopies(スクーピーズ)」レギュラー(70g)>
「NISSIN Scoopies(スクーピーズ)」レギュラー(70g)

「スクーピーズ」は、3センチメートルの短い麺と、「マサラ」と麺の絡みのよさを特徴とした新開発商品。インドでは即席麺を割り、麺を短くするユーザーが多いことに着目した。さらに、インド人が好むスパイスを合わせた「マサラ」を麺に練り込むと同時に外側にもまぶし、「マサラと麺の絡み」を強調した。

価格は、レギュラー品を1袋10ルピー(約16円)、チョタ(ミニ)サイズを5ルピー(約8円)に設定した。

■新工場の概要
所在地:東部オディシャ州 コルダ食品工業団地
稼働開始:2014年1月
設備投資額:20億円
敷地面積:2万6000㎡

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